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グレート・ギタ

ヒグマ

作品の演出上「おばあちゃんを背後から襲う熊」が必要になり作ったものだそうです。

実際に使用された画像では、勢いよく飛び出す効果を狙いグワっとブレさせており、

もはや実際の熊の写真の加工でもよかったのでは、、?と後に疑問の残るものとなった。とのこと。



撮影用に作ったのは胸部あたりまででしたが、頭部で分割していたところまでのキットになりました。


竹谷:「全部はでかすぎるので頭部まででいいでしょう」

ギ:「いや、せっかくだから胸部までやりましょう」「うわーシリコン硬化不良や」などのやりとりがあったとかなかったとか、あったとか。


(原型のスカルピーがヒビ割れていて、修復にuvで固まる接着剤を使った箇所がありました。

シリコンには付加型と縮合型のタイプがあり、付加型にはなにやらに反応して硬化阻害が起こることがあります。


スカルピー原型で型取りにミスると最悪、原型はボロボロに、シリコン型はベタベタに、、

かろうじてレジンに置き換えても、ベタベタ表面を彫り直したりしなければなりません。)



ま。とにかく、何がどうなったのか、一切の記憶がありませんが、頭部だけでも出そうということになりました。

胸部までの部分は、時間がかかるかもですが、いつか出せたらと。






*熊の話

ヒグマについて調べたら、獣害事件の話が出てきます。

三池別、福岡大学ワンダーフォーゲル部、などめっちゃ怖いです。熊は2〜3mぐらいでかいのもいて、身体能力は人間が走っても逃げきれない速度で走れますし、木にも登れます。

森で(いや、どこでも)遭遇したら、なすすべなし。


私ギタは博物館で動物の標本を前に戦うシュミュレーションをしましたが、熊とかセイウチとかデカイのには無理がありそうと思いました。狼ぐらいならこっちも死ぬ気でヘッドロックまで持ち込めたら、、とか考えましたが、熊は無理です。



竹谷さんの実家の北海道に同行したことがあるのですが、そこで猟師の方にお話を聞かせてもらいました。

熊は頭がいいので、人間の行動も読まれるそうです。そして、一度人間の味を知ると今度からは人間もたべれると覚え襲ってくるそうです。(野生の人間最弱やし)


猟師が要請を受け熊撃ちを行う時、「命がけ」になるそうです。

銃の知識と腕が必要です。

森で熊発見、で撃ち損じたらそのまま襲われる=死もあり得るからです。

熊の体に弾が当たっても、効かないこともあるそうです。

狙うは眉間。それも当たる角度が違うとそれて行く、しかも

笹にかすって弾の軌道がずれるらしいです。

安全な遠くからパーン。みたいなものではなく、やはり確実にやるにはある程度近くという、


パーン、効かず、こっち向かって襲ってきた、次の弾の準備、標準合わせ、ギリギリこっちきた、パーン!

こうゆうことが起こるそうです。  


失敗しました〜(^o^)/

は死ですからね。。


知れば知るほど、緊張感のある話でした。


他の動物ですが、映像も見せてもらいましたが、よくこの一瞬で狙って撃てるなという、小さな一点を狙ってました。猟師はすごい。


竹谷さんのお父さんはその中でもすごい人物らしく、地図見ながら熊の行動を予測して無線で指示送ったり、獣害事件のにも出て来ますが伝説のマタギみたいな人は実在するんですね。



*ところで、竹谷さんと北海道の山に車で行って、途中、川を見にボーボーの草むらをかき分けて歩いて行ったんですが、よく考えたらあれってヤバいんじゃないの?と

後で聞いたら 竹谷:「熊でますよ」とか言ってた。

こら危なかったんやないかい!と思いました。

何が 竹谷:「昔、来た覚えあるけど川が見えなかったですね」なのかと。




見れば見るほど変な動物、ブタみたい犬みたいな顔、デカイ、強い、俊敏、

可愛い(?)、優しそう、怖い、カコイイ。


暖かくなって来ました、熊も冬眠から覚めて来てることでしょうね。



すいませんでした〜ギタ




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